魔王から世界を救った勇者・フィオナ。祖国に戻った彼女は、今日も俺様王子に抱き締められる。
勇者になるよう命令した張本人でもあるエリオットはフィオナに愛を囁くが、女誑しは治らず令嬢方の痛い視線に悩まされる日々――「この馬鹿王子！　変な所に触るな！！」
ツンデレ気味な勇者様とタラシな王子様のお話の、はじまりはじまり。

00　prologue
01　勇者と王子
02　幼馴染
03　抱き枕
04　目覚め
05　それぞれの問題点
06　王子と剣士
07　充電中
08　心地好い甘さ
09　きっかけ
10　ロコの森
11　思惑知らず
12　万事休す
13　欲しいもの
14　怒声と涙
15　幼馴染と側近
16　奇行のち和睦
17　魔術師の恋
18　波紋
19　遠ざかる背
20　お転婆娘と泣き虫
21　その台詞
22　親愛と友愛
23　侯爵の想い
24　王妃の土産
25　嫌な日
26　親と子
27　一歩の踏み出し方
28　王子と側近
29　暗闇
30　箱と木偶坊
31　鳥籠と鍵
32　愛と依存
33　魔術師と側近
34　宣言
35　動き出す
36　口説き文句とお遣い
37　コーレの港町
38　勇者の憂い
39　約束
40　襲撃
41　捜索開始
42　勇者の行方
43　追跡と仮説
44　魔王と勇者
45　勇者の正体
46　復讐と命令
47　戦意と殺意
48　幕引き
49　傷と爪痕
50　国王の心配
51　勇者の目覚め
52　キスと過去
53　現状と戦況
54　王妃と勇者
55　魔術師の吐露
56　独白と勝敗
57　勇者の答え
58　噂と外出
59　泣き虫と木偶坊
60　ジエタ地区
61　王子と少女
62　誓いと意味
63　懺悔と声
64　告白と権利
65　変化と始まり
66　epilogue



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